隷属の美人OL

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隷属の美人OLの口コミ評判レビュー

「辞令 総務部特別接遇課 川奈木律子」
 ——それは、あまりにも突然な異動だった。
 それまで有能な重役秘書として、エリート街道を歩んできた律子が、新設されたばかりの「特別接遇課」などという具体的な業務内容もはっきりとしないような部署へと、いきなり配置転換されたわけである。
 律子には不安要素があった。
 それは、同じ特別接遇課の課長としてともに異動が決まった中井のことである。
 中井は、律子が秘書課にいた時も直属の上司だったのだが、セクハラ上司として有名で、女子社員から毛虫のように嫌がられていた男だ。
 女性を性の対象としか見ていないような中井を、律子も他の女子社員同様に嫌悪していた。

「——川奈木くん、悪いが今日は残業につきあってもらうよ。——明日、大事な取引先から来客があるんだ、その関係で少し話があるんだ」
 退社時刻を前にして、中井が急に切り出した。
「……はい」 
 あの中井と二人きりでの残業である。
 さすがに一抹の不安を覚えたが、上司命令を断れるはずもなかった。